オーバーソウルという言葉を聞いたことはありますか?
漫画『シャーマンキング』で出てくるものとは、ちょっと意味合いが違います。
オーバーソウルとはスピリチュアル的な思考のもので、自分自身を高めることに役立つ魂の考え方を意味します。
このオーバーソウルを生かせると自分自身の中に宿っているスピリチュアルな力を高められ、より良い人生の過ごし方にも繋げられるようになると言われています。
今回はそんなオーバーソウルについて、高次元の存在であるバシャールの本を引用しつつ、まとめてみました。
ただ、他の高次元の存在のチャネラーが話すオーバーソウルについての翻訳や解釈は、それぞれ微妙に異なるので、参考までに見て頂けると幸いです。
オーバーソウルとは何か?:基本的な理解から始めよう
オーバーソウルとは、複数の魂や意識の集合体を意味する言葉だと言われています。
魂といっても個々の単体ではなく、大きな存在を意味しており、過去現在未来という流れをすべて含めたこの世に存在するすべての事象を示します。
英語のオーバーという単語には『~を超える』という意味があります。
直訳しても『魂を越える』ということを意味しており、日本語では大霊と言われています。
ユングという分析心理学を発表した人の概念で言うと、
『人間は個々であるように見えるが、実際のところは無意識の中で一つに繋がっているという集合的無意識(ワンネス)』
ということになります。
カール・グスタフ・ユング(1875年7月26日 – 1961年6月6日)は、スイスの精神科医・心理学者。ブロイラーに師事し深層心理について研究、分析心理学(ユング心理学)を創始した。
オーバーソウルの深層:スピリチュアルな意義を解き明かす
オーバーソウルの存在と構造
スピリチュアルな視点から見ると、オーバーソウルは魂を構成する本体とも言えます。
私たちの根底は魂から成り立ち、日常生活で直接感じることは難しくとも、それは身体と心を動かし、高次元からの影響を受けています。
この高次元と通じる時、私たちはオーバーソウルと繋がっています。
オーバーソウルは複数のグループソウルに細分化され、ツインソウルやソウルメイトもこの中に存在します。
それぞれのグループソウルは微妙に重なり合い、それらを樹木に例えると、オーバーソウルが根、ハイヤーセルフが幹、魂が無数の葉になります。
オーバーソウル、ハイヤーセルフと自己理解の深化
それぞれが別の要素として見える一方で、まとまって一つの樹木を完成させるように、オーバーソウルの中身も同様の構成をしています。
この構成において重要な役割を果たすのがハイヤーセルフという概念です。
これは、高次元の意識を指し、私たちの肉体の五感と連携します。
ハイヤーセルフと繋がることで、オーバーソウルと自分自身が統合できると言われています。
この統合は、五感を通じた情報収集だけでなく、ハイヤーセルフと自分自身のつながりから始まり、オーバーソウルへの理解を深めることが必要です。
このような統合ができると、自身の安定感・自信・肯定感が増し、心の余裕も生まれます。
つまり、オーバーソウルは私たちの自己理解や成長に深く関与しており、その理解と生かし方のためにはハイヤーセルフの理解が必須となるのです。
オーバーソウルと繋がる:具体的な4つの手法
1 リラックスする
オーバーソウルとつながるにはリラックスが必要です。
リラックスするとアイデアがひらめいたり直感が冴えたりとオーバーソウルにつながりやすい状態になります。
ちょっと考えが煮詰まってきたり、どうしようもなくしんどくなってきたら、いったんすべてを手放して、ぼーっとできる時間を作ることも時には効果的です。
2 集中する
集中して物事に取組むと無駄なことを考えずにも済みます。
何かに集中して打ち込んでいると、高次元の意識に繋がりやすく、オーバーソウルとも繋がりやすくなります。
パワースポットを訪れるとヴォルティックスを味方につけられるようにもなり、いい効果を自分自身に取り入れやすくなります。
3 変化を受け入れる
自分に自信がないと自分自身の変化を受け入れることは難しいと思います。
例えば転居や転職など、これからの生活に大きく不安を感じる時は特にそうです。
でも変化があるときこそ、ハイヤーセルフの声を聞くチャンスがあるのです。
自分自身に変化を感じたら、それをまずは肯定してしっかり内なる声を聞き入れてください。
4 悩みを前向きな気持ちに変容する(トーマス・エジソンの格言に学ぶ)
人生なかなか上手くいかなくて、迷うことや悩むことは多く、悩みは尽きないと思います。
混乱に直面すると不安になり、諦めてしまいたくなると思いますが、こんな時も前向きに取り組むことをおすすめします。
エイブラハムもよく言っている『ヴォルテックス』という自分の望みを叶えるエネルギーを得ることができれば、自然と前向きになれる習慣も身についてきます。
トーマス・エジソンの残した格言には、ネガティブな出来事をポジティブに変容し、勇気をくれる言葉がたくさんありますので、一部紹介します。
- 失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。
- 私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
- 私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
- ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
- 人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。
オーバーソウルと繋がる方法は、意外と簡単にあります。
自分にとって良いことがあれば、生き方も楽になったり、そもそも人生が楽しくなったりすると思います。
オーバーソウルは一人でなく、多くのものとの集合体なので、困難にぶつかった時も解決できる糸口を見つけやすくなります。
自分自身のためにまずは自分を受け入れ環境の変化などにも前向きに取り組んでみてください。
高次元存在バシャールの視点:オーバーソウルと宇宙の構造
高次元存在バシャールの話す宇宙の構造とオーバーソウルの位置関係について、非常に分かりやすい図があったので、引用させてもらいました。
文章や言葉よりもこちらを見たほうが分かりやすいですね。(画像に少し、追記を加えました。)
さらに、オーバーソウル構造と個人の魂との関係性については、
図の中にある、『reflection反映』とは、すべては『意識の中で生じたreflection(反映・反射・映り込み)であると語っています。
これは、『自分以外の外の世界』は幻想であり、存在していないということです。
すべては自分の意識の中で起きているアイデアやコンセプトであり、すべての現実は自分自身が作り出している幻想ということです。
まとめ
今回は、オーバーソウルについて簡単にまとめてみました。
スピリチュアルに精通している人であっても、オーバーソウルや宇宙の根源についても解釈はそれぞれです。
多く人が発信している宇宙の情報を取得しながらも、なんとなくしっくりくる一つの解釈が、自分にとっての真実なのかもしれません。
学校の授業でも、このようなスピリチュアルな宇宙の構造などについて、学べるようになる時代が来ると面白いと思いますね。
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