21世紀の幕開けと共に、突然注目を集めた謎多き人物、ジョン・タイター。
彼が語るのは、多数の世界線が存在するが、最終的には全てが一つの運命に結びつくという理論です。
タイターのこの理論によると、私たちのいる世界線は、彼が体験した未来と融合する可能性が高いと言えます。
だが、彼が目の当たりにした未来が、我々の未来であるとは限らないのです。
2036年からやってきたと自称するタイムトラベラー、ジョン・タイター。
彼の言葉にはある程度の真実味がありますが、それがどのように私たちの現実と関わっているのかは、なんとも言えない興味を引きます。
一見すると、ありふれた創作に過ぎないかのように思えますが、この次元に現れ、話題を呼んだジョン・タイターの存在には、何かしらの意味があるように感じられます。
本記事では、一般に知られるジョン・タイターに関する情報を、わかりやすくまとめてみました。
タイムトラベルの謎:ジョン・タイターとUNIX時間問題の深淵
2000年、ある日突然インターネット掲示板に現れたジョン・タイターは、自分が2036年から来たタイムトラベラーであると宣言しました。
彼の話は非常に興味深く、矛盾がほとんどないため、多くの人々の関心を引きました。
ジョン・タイターは、2034年に初めて実用化されたタイムマシンを使用して2000年へとやって来たと語り、その目的を「UNIX時間問題」の解決にあると明かしました。
このUNIX時間問題、別名2038年問題とは、コンピュータシステムが時刻を計算する方法に関連するバグで、重大なシステム障害を引き起こすとされていたものです。
過去に西暦2000年(Y2K問題)のコンピュータバグ問題は私たちの世界では大きな影響を及ぼしませんでしたが、タイターの来た世界ではこのバグが深刻な混乱を引き起こし、第三次世界大戦につながったと彼は語っています。
彼は2038年問題を解決するために、隠し機能があると言われる1975年に開発されたIBM 5100が必要だったと主張し、このコンピュータの開発者たちの後の証言がタイターの主張の真実性を裏付ける要素となりました。
タイターの予言の一部が事実として証明されたことで、彼の話は大きな注目を集め、その真実性については今もなお激しい議論が続いています。
ジョン・タイター:時間を超えた伝説、実在か創造か?
ジョン・タイターのメディアデビューは、1998年にアート・ベルのラジオ番組へFAXを送ったとされるエピソードに遡ります。
この中でタイターは、CERNの科学者たちが2034年にタイムトラベル技術を開発すると主張し、その後タイムトラベル・インスティテュートの掲示板などで、自らのタイムマシンの仕様や未来予測を披露しました。
彼は自分の使用しているタイムマシンがゼネラルエレクトリックにより製作されたもので、探していたIBM 5100には2038年問題の解決に必要な隠された機能があると述べています。
タイターの物語には熱烈な支持者がいる一方で、弁護士のラリー・ハバーが彼と関係があるという説もあり、ハバーが公開したジョン・タイター関連の資料も存在します。
未来人であることを示す直接的な証拠はまだ示されていませんが、彼のタイムマシンの原理や設計図は物理学者たちによって検証され、理論上は一定の整合性が認められています。
UFO技術とタイムトラベルの意外な接点
ジョン・タイターの物語は、エリア51でUFO技術の研究を行ったとされるロバート・ラザーの報告とも一致しています。
特に注目すべきは、ラザーが示したUFOの断面図が、タイターのタイムマシンの説明図と符合する点です。
これはタイムトラベル技術がUFO技術に根ざしている可能性を示唆しています。
ラザーが指摘した元素115、現在はモスコビウムと呼ばれるこの素材の使用は、タイムマシンのエネルギー源としてのビスマスとの関連性を浮き彫りにしています。
加えて、ネット掲示板に未来人「ラヨ」が残したタイムマシンの解説図との相関も注目されています。
これらの情報から、UFOとタイムマシンが同じ基本設計を共有している可能性が浮上しています。
この背景を踏まえると、アメリカ政府が最近UFOに関する姿勢を変更し、国防総省が未確認航空現象(UAP)の存在を認めた報告書を公表したことは、UFOが地球外の技術ではなく、実は未来の地球からのものである可能性を強く示唆しています。
冷戦の遺産とタイムマシンの危険性
ジョン・タイターによると、彼の存在する世界と私たちの世界には、微細ながらも2%の違いがあるとされています。
この差異の中で、タイムマシンを巡る東西の競争が潜在しているのです。
冷戦時代は核兵器による緊張関係が主流でしたが、タイムマシンの存在はそれを凌駕する危険性を秘めていると述べています。
この技術を巡る戦いは、過去数十年にわたり、世間の目から隠された形で進行している可能性があります。
アメリカの秘密基地であるエリア51での働いていたと言われるロバート・ラザー氏の告発も、この複雑な状況の一端を示しているかもしれません。
彼の主張によれば、エリア51には9機のタイムマシンが保管されており、これらは過去に発見されたものの一部に過ぎないとのこと。
さらに、現在の国際情勢を考慮すると、西側と東側の間の緊張が再び高まりつつあります。
特にロシアは、タイムマシンを発掘し、利用する可能性があるとされています。
ロシアがこの技術を手に入れた場合、世界のパワーバランスに大きな変動が生じる可能性があります。
このように、タイムマシンという先端技術が、新たな冷戦の火種となるかもしれません。
その危険性は、核兵器のそれをはるかに超えるものであり、今後の動向には細心の注意が必要です。
まとめ:ジョン・タイターの遺産
ジョン・タイターの話は、彼の正体やタイムマシンの実現可能性についてはっきりとした結論が出ているわけではありませんが、タイムトラベルの理論やUFOの技術についての討議や、将来的な科学技術の発展についての想像を刺激するものであることは間違いありません。
未来からのメッセージとして受け取るか、創作物として楽しむかは、読み手の判断に委ねられています。
ジョン・タイターの物語は、私たちに時間と空間を超えた冒険を体験させ、未来について、そして私たちの現実について深く考えさせるきっかけを与えてくれます。
そして、もし彼の話が真実であるとしたら、我々の理解を根底から覆すような新たな真実が待ち受けているかもしれません。
未来は不確かであるため、ジョン・タイターのメッセージは、未来を予測する手がかりとなるかもしれません。
本書はジョン宛てに書き込まれた質問とそれに回答するジョンのコメントで構成しつつ、現実世界に生きるジョンの母親の話も交えながら、Q&A方式で進んでいきます。
また、タイムトラベルの理論に迫りながら、タイムマシンの写真公開、予言の検証なども収録しています。
ジョンタイターについて、さらに深掘りしてみたい方は是非手に取ってみてください。
kindle電子書籍はないので、ちょっと高いですけど💦💦